人の暮らしは、完成されたものではなく、続いていくもの。
うれしいこともあれば、切ないこともある。
楽しいこともあれば、苦しいこともある。
そんな日々の感情や営みが少しずつ積み重なり、
その人らしい生き方になり、地域の空気になり、
やがて「まちのかたち」をつくっていくのだと考えています。
甘酸辛苦は、その途中にある温度をすくい上げ、
過度に飾ることなく、静かに形にしていきます。
甘い、酸っぱい、辛い、苦い。
人の暮らしには、いろいろな「味」があります。
良いことだけでも、悪いことだけでもない。
成功したことも、失敗したことも、何気なく過ぎていった一日も、
振り返れば、その人や地域をつくってきた大切な時間です。
きれいなところだけを切り取るのではなく、
その途中にある迷いや変化も含めて残していきたい。
そんな想いを「甘酸辛苦」という名前に込めています。

企業や店舗のPR映像、商品・サービス紹介、インタビュー、Web・SNS動画、地域情報や観光コンテンツなど、目的に合わせたさまざまな映像を企画・制作しています。 企画や構成から、撮影、編集まで。 伝えたいことや届けたい相手を整理しながら、必要な形を一緒に考えていきます。 そのうえで大切にしているのが、映像の中にある「人」や「時間」です。 誰かが働く姿、そこで交わされる言葉、何気ない表情。 商品やサービスであれば、それをつくる人の考えや、利用する人にどんな時間を届けたいのか。 情報を分かりやすく伝えることはもちろん、その背景にあるものまで感じられる映像を目指しています。

地域キャラクター「永どん」の活動をはじめ、 イベントや企画、場づくりなどを通して地域に関わっています。 地域は、建物や制度だけでできているものではありません。 そこに暮らす人、働く人、訪れる人。 人と人との関係が積み重なって、地域の個性が生まれていく。 甘酸辛苦は、その関係が生まれる「きっかけ」をつくります。

ビールやコーヒーを扱う「バームクーヘンBEER&COFFEE」をはじめ、 食やものづくりを通して、日常に寄り添う活動を行います。 つくったものを、ただ売る。 それだけではなく、 誰がつくったのか、どこから生まれたのか、 それを手にした人にどんな時間が生まれるのか。 ものの向こう側にある関係まで大切にしたいと考えています。
映像制作、地域活動、クラフト。
並べてみると、まったく違うことをしているように見えるかもしれません。
けれど、甘酸辛苦ではこれらを別々のものとは考えていません。
映像は、見る体験。
地域活動は、関わる体験。
クラフトは、使う・味わう体験。
形は違っても、その中心にあるのは「人の暮らし」です。
誰かの営みを記録すること。
人と人が出会うきっかけをつくること。
暮らしの中に、小さな楽しみや余白をつくること。
その一つひとつが、いつか「まちのかたち」につながっていく。
そう考えながら活動しています。

暮らしは、続いていくもの。 完成された瞬間だけでなく、その途中にある時間を大切にします。 地域は、人の営みの集合体。 場所だけではなく、そこにいる人や関係に目を向けます。 表現は、そっと寄り添うもの。 必要以上に飾らず、その人や場所が持っているものを大切にします。 クラフトは、向き合い方。 手仕事だけではなく、一つのものや人に丁寧に向き合う姿勢を大切にします。 答えより、気づきを。 映像やデザインを通して答えを押しつけるのではなく、見る人の中に何かが残る表現を目指します。
大切にしていること

大きくならなくても、深く続くこと。 目立たなくても、誰かの記憶に残ること。 甘酸辛苦は、完成されたブランドではありません。 新しい人と出会い、新しい仕事や活動が生まれれば、 これから少しずつ姿を変えていくと思います。 それもまた、甘酸辛苦の一部です。 暮らしのそばで起きていることに目を向けながら、 人や地域と一緒に、時間を重ねていきます。 誰かの暮らし、まちのかたち。 その途中を、これからも記録していきます。
これから